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ミャンマーにおける医療人(医師・歯科医師・薬剤師・看護師・コメディカル)および医療協力者の育成を支援するための事業です。政府機関、民間の援助団体、個人の支援者と協力し、人材交流、研究交流を促進します。岡山大学とミャンマー保健省医科学局・医学研究局との大学間協定に基づく医学研究者の交流を支援します。岡山を中心とする国内医療機関、教育機関における医療人および医療協力者の研修・研究を促進します。また、ミャンマーにおける医療実践を支援します。
この方針に基づく組織の活動をホームページなどにより広くアピールし、会員、賛助会員を幅広く募集し、交流を促進するための基金の拡充を図ります。
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日本・ミャンマー医療人育成支援協会は、認定NPO法人に認定されました。
第6回(平成22年度)定期総会議事録
第10回(平成22年度)理事会に引き続き、
特別企画「今井 勉 パンフルートの会」を楽しみ、第6回(平成22年度)
定期総会を行なった。 |
《日時》 |
平成23年6月25日(土曜日)、午後4時30分より |
《場所》 |
岡山プラザホテル |
《出席者》 |
委任状を含め230名(総数409名の過半数) |
《議長》 |
岡田 茂 |
《議事録署名人》 |
眞治 紀之、西崎 建策 |
《審議事項》 |
第1号議案 平成22年度事業報告
第2号議案 平成22年度決算報告
第3号議案 平成23年度事業計画(案)
第4号議案 平成23年度収支予算(案)
第5号議案 その他運営に関する事項 |
審議経過の概要と議決の結果 |
第1号議案 |
平成22年度事業報告 |
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<1>ミャンマー医療人の来日を促進する事業
本年度は該当なし。
<2>来日ミャンマー医療人の日本国内における研修・研究支援
サン・サンダ・キン医師、タン・タン・エイ医師が平成23年2月3日より3月19日まで、岡山大学病院
総合内科研究室にてサラセミアの遺伝子解析、大阪市の和光純薬においてアルファフェトタンパクの定量に関する研究行なった。
<3>大学間協定に基づく医療人の研修・研究協力事業
(1)平成22年9月28日より10月5日まで、ヤンゴン、ネ・ピ・ドゥにおいて「C型肝炎対策」、「形成外科・脊椎外科手術手技供覧」
「ロタウィルスワクチン試験」のためミャンマー訪問。
(2)平成23年1月9日より1月14日まで、ヤンゴンでの「ミャンマー医学研究学会」にてシンポジウム発表、ヤンゴン総合病院における
「形成外科・脊椎外科手術手技供覧」、「手術手技修練センター」設立準備、「ときわ/オカコンクリニック」建設用地視察、「ミャンマー
医師研修計画」などのためミャンマー訪問。
(3)平成23年3月22日より3月26日まで、ヤンゴン、ネ・ピ・ドゥにおいて「オタウィルスワクチン試験」、「下野産院クリニック」、
「ときわ/オカコンクリニック」建設経過視察、「子宮頸癌健診センター」支援などのためミャンマー訪問。
(4)平成23年5月22日から24日まで、「下野産院クリニック」、「ときわ/オカコンクリニック」贈呈式、
「井戸水ヒ素濃度測定」、「研究支援策討議」のためミャンマー訪問。
<4>ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
「子宮頸癌検診センター」、「慢性肝炎センター」の支援、「POCT型フェリチンテストキット」の開発など。
<5>組織活動の公表に関する事業
機関紙「ミンガラバー」18,19,20号発行、ホームページ継続、「福山支部開設」など。
以上の事業報告がなされ、内容は了承された。
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第2号議案 |
平成22年度決算報告 |
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1.収入の部
前期繰越 1,568,000円
会費・入会金収入 1,950,000円
寄付金収入 959,000円
補助金・雑収入 590,000円
収入合計 5,068,000円
2.支出の部
事業費 1,507,000円
管理費 1,042,000円
支出合計 2,549,000円
<当期繰越額> 2,519,000円
1,000円未満は切り捨てて記載しています。
以上の決算報告がなされ、武田監事よりの監査結果が述べられ、内容は了承された。
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第3号議案 |
平成23年度事業計画(案) |
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<1>ミャンマー医療人の来日を促進する事業
研修・研究・学会出席等での来日を促進する。現在未定
<2>来日ミャンマー医療人の研修・研究支援を行う事業
4名の医療人研修を予定。子宮癌、サラセミアなどの研修を行なう。
<3>大学間協定に基づく医療人の研修・研究協力事業
前年度に引き続き、ミャンマー医学会への参加、シンポジウムの開催、
手術手技のデモンストレーションを行なう。また、AMDAとの共同事業として、
口唇裂の手術を集中的に行なう。
<4>ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
「子宮頸癌検診センター」、「慢性肝炎センター」の支援、「POCT型
フェリチンテストキット」の開発などを引き続いて行なう。ヒ素汚染水のヒ素除去に関する
共同研究を拡大する。
<5>公的機関と協力して支援する事業
イラワジ川河川流域における飲料水ヒ素対策
<6>組織活動の公表に関する事業
機関紙「ミンガラバー」21,22,23号発行、ホームページ継続、「福山支部」支援、
健康相談など。
以上の事業計画の提案がなされ、審議の結果原案通り了承された。
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第4号議案 |
平成23年度収支予算(案) |
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1.収入の部
前期繰越 2,519,000円
会費・入会金収入 2,450,000円
寄付金等収入 880,000円
収入合計 5,949,000円
2.支出の部
事業費 2,800,000円
管理費 1,930,000円
予備費 1,219,000円
支出合計 5,949,000円
1,000円未満は切り捨てて記載しています。
以上の予算の提案がなされ、審議の結果原案通り了承された。
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理事懇談会議事録
《日時》 |
平成22年12月8日(水曜日) |
《場所》 |
協会事務室(駅前町 茜ビル) |
出席者 |
理事 岡田、小出、木股、坂本、真治、西山、原野
監事 武田
オブザーバー 赤木、タ・テ・サン |
《内容》 |
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[1]小出理事より、1月のヤンゴンにおけるリサーチコングレスには大学関係者
14名が出席・発表する。
[2]下野クリニックに「産科入院室」を増築する申し出が下野理事よりあり、
1月のミャンマー訪問時にその打合せを行なう。
[3]研修生(サラセミアの遺伝子診断)2名が、1月の訪問時に一緒に日本に来ることになった。
原野昭雄理事が担当する。
[4]ミンガラバー19号が発刊になった。
[5]現在募金箱16箇所からの第一回の集金を行なった。皆様の善意に感謝する。
[6]認定NPOに向けて、鋭意努力中であることの中間報告。
[7]木股理事より、プラザホテル社長永山久夫氏を理事に推薦したいとの提案があった。
永山氏は口腔外科医でもあられ、開発途上国の支援に熱心に取り組んでおられる。
今後ともミャンマーの医療支援にはお力になって頂ける方であるとの説明がなされた。
なお、プラザグループの一つ、岡山コンクリートは創業50周年を記念して、
ミャンマーの貧困地にクリニック建設を申し出られております。
[8]西山理事より、広島地区における活動の拠点として、「福山支部」を新たに作ることの
提案がなされました。現在でも、福山の医師会は熱心に私たちの活動を支援下さっていますし、
また、会員数は岡山に次いで多数を占めております。
これらのお話、提案について全員で前向きに考えようということで、意見が一致しました。
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第5回(平成21年度)定期総会議事録
《日時》 |
平成22年6月30日(水曜日) |
《場所》 |
岡山シティーホテル桑田町 |
出席者 |
委任状を含め210名(総数377名の過半数) |
事務局長 |
佐藤 春雄 |
議長 |
岡田 茂 |
議事録署名人の選出(2名) 小出 典男、西ア 建策 |
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《特別講演》 |
演題:「第一回岡山大学形成外科ミャンマーミッション2010年2月」
講師:岡山大学病院 木股敬裕教授 |
《審議事項》 |
第1号議案 平成21年度事業報告
第2号議案 平成21年度決算報告
第3号議案 平成22年度事業計画(案)
第4号議案 平成22年度収支予算(案) |
《報告事項》 |
平成22年度の役員構成 |
審議経過の概要と議決の結果 |
第1号議案 |
平成21年度事業報告 |
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[1]ミャンマー医療人の研修・研究支援に関する事業
@ カイン・ウィン・トゥン、2009.5〜2009.8
岡山大学細菌学(小熊教授)
A ジン・ジン・トゥ 2009.7〜2009.9
岡山大学総合内科(小出教授、原野研究員)
HLA研究所(佐治所長)
B エイ・エイ・ウィン 2009.12〜2010.2
加計病理研究センター(大野教授)
岡山協立病院(豊田部長)
C トゥン・リン 2009.12〜2010.2
加計病理研究センター(大野教授)
岡山 協立病院(豊田部長)
D ミャ・ミャ・エイ 2010.1〜2010.3
長崎大学医学部
E ニラ・ウィン 2010.2〜2010.4
岡山大学生化学(二宮教授)
[2]公的機関と協力してミャンマー医療人の研修・研究支援に関する事業
@ ソゥ・ミャ・ウィン 2009.8〜2009.12
岡山大学放射線医学(金澤教授)
[3]ミャンマー医療人の国際学会出席を促進する事業
@ エイ・エイ・ルィン 2010.4
APSL(北京)、ニチニチ製薬後援
A キン・ピュ・ピュ 2010.4
APSL(北京)、ニチニチ製薬後援
[4]ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
@ 子宮がん検診事業 ヤンゴン、ネピドー地区(継続)
A B.C型肝炎瀉血事業、ヤンゴン(継続)
B あかねクリニック寄贈 2009.9、西山理事
C ティダー・ミャインサブクリニック寄贈 2009.9、サイクロン義捐金
D アー・リン・ヤンクリニック寄贈 2010.4、南川会員
E 医学教育用生物顕微鏡 185台寄贈 2010.2
F 車いす寄贈 20台、京都南ロータリークラブ 2010.2
G 形成外科患者の手術実践 53名
ネピドー総合病院、木股教授
H ピロリ菌病態に関する研究支援 岡山大学細菌学 小熊教授
I ミャンマー医学研究集会でのシンポジウム組織、2010.1
小出教授
[5]組織活動の公表に関する事業
@ ミンガラバーの発行 18号発行済
A ホームページ(継続)
以上の事業報告が岡田理事長よりなされ、内容は了承された。
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第2号議案 |
平成21年度決算報告 |
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1.収入の部 予算額 決算額
前期繰越 2,017,110円 2,017,110円
会費・入会金収入 3,200,000円 1,474,000円
寄付金収入 480,000円 691,074円
補助金 0円 500,000円
雑収入 0円 310,901円
収入合計 5,697,110円 4,993,085円
2.支出の部
事業費 2,800,000円 2,747,754円
会議費 50,000円 80,500円
光熱水費 150,000円 153,660円
通信運搬費 50,000円 141,278円
消耗品費 80,000円 83,248円
印刷費 30,000円 28,650円
諸謝金 0円 20,000円
備品費 0円 132,380円
負担金支出 20,000円 15,000円
支払手数料 25,000円 22,005円
予備費 2,392,110円 0円
繰越金 0円 1,568,610円
支出合計 5,697,110円 4,993,085円
以上の会計報告が佐藤事務局長よりなされ、武田監事よりの監査結果(添付資料)が述べられ、了承された。
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第3号議案 |
平成22年度事業計画(案) |
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[1]ミャンマー医療人の研修・研究支援に関する事業
昨年度に引き続き5名の医療人の助成を行う。
[2]公的機関と協力してミャンマー医療人の研修・研究支援に関する事業
昨年度に引き続き岡山県に協力して事業を推進する。
[3]ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
@ 子宮がん検診事業 ヤンゴン、ネピドー地区(継続)
A B.C型肝炎瀉血事業、ヤンゴン(継続)
B ミャンマー医学研究集会でのシンポジウム組織
C 形成外科、整形外科などの医療技術供与に取り組む
[4]組織活動の公表に関する事業
@ ミンガラバーの発行
A ホームページ(継続)
以上の事業計画が岡田理事長より提案され、了承された。 |
第4号議案 |
平成22年度収支予算(案) |
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1.収入の部
前期繰越 1,568,610円
会費・入会金収入 2,450,000円
寄付金収入 680,000円
雑収入 250,000円
収入合計 4,948,610円
2.支出の部
事業費 2,800,000円
会議費 50,000円
光熱水費 160,000円
通信運搬費 150,000円
消耗品費 40,000円
印刷費 70,000円
負担金支出 20,000円
支払手数料 25,000円
予備費 1,633,610円
支出合計 4,948,610円
以上の予算案が佐藤事務局長より提案され、審議の結果原案通り了承された。
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第4回(平成21年度)定期総会議事録
《日時》 |
平成21年6月17日(水曜日)、午後7時より |
《場所》 |
岡山シティーホテル厚生町 |
《講演会》 |
演題:「私たちが世界に発信するメッセージ」
講師: AMDA理事長 菅波 茂 先生 |
《審議事項》 |
第1号議案 平成20年度事業報告
第2号議案 平成20年度決算報告
第3号議案 平成21年度事業計画(案)
第4号議案 平成21年度収支予算(案) |
審議経過の概要と議決の結果 |
第1号議案 |
平成20年度事業報告 |
|
[1]特定非営利活動に係る事業
(1)ミャンマーの医療人と医療協力者の研修・研究・学会出席等の目的での来日を促進する事業
パイン・ソウ保健省副大臣、トゥン・ナイン・ウ中央ミャンマー医学研究局長、
キン・ピョン・チ下部ミャンマー医学研究局長、タン・ゾウ・ミン医学術局副局長の4名を、長崎大学、
岡山大学、ニチニチ製薬及び本法人が共同で招聘した。
11月17日〜27日の間、東京、三重、岡山、長崎の各地を訪問し、講演会を実施、
岡山においては、岡山市長、岡山大学長、加計学園理事長、岡大医学部長など表敬訪問、岡山大学大学院や
本協会での講演会、また、会員との交流懇親会を実施し、これまでの大学間協定の成果やこれからの
共同研究について話し合うなど大きな成果を得た。
(2)医療に関与する国内協力機関、国内協力大学等において来日ミャンマー医療人の研修・研究支援を行う事業
3名の医師を招聘し、コース研修を行った。すなわち、サン・サン・トゥェ医師
(Dr.San San Htwe)は2009年1月16日より3月28日まで川崎医科大学衛生学教室の大槻剛巳教授、
村上修子博士の指導の下で多発性骨髄腫に関する研修、ネイ・リン医師(Dr.Nay Lin)は岡山大学医学部
細菌学教室、小熊恵二教授、横田憲治助教授の下で分子細菌学の研修を行った。本年6月1日より、
カイン・ウイン・トゥン医師が岡山大学医学部細菌学教室、小熊恵二教授、横田憲治助教授の下で分子細菌学の
研修を行っている。
(3)大学間協定に基づく医療人及び医療協力者の研修・研究交流を促進する事業
平成21年1月、岡山大学より小出副理事長、槙野教授、谷本教授、木股教授、本郷講師が
ミャンマー研究会議において特別講演、シンポジウム講演を行った。
(4)政府機関、民間の援助団体、個人とも協力し、人材交流・研究交流を図る事業
ス・レ・ティ医師(Dr.Su Le Htay)が2008年8月18日より2009年1月16日まで、岡山大学病院
腎・免疫・内分泌代謝内科学の槙野博史教授、杉山齊教授、前島洋平講師の指導により腎疾患の診断技術ならびに
治療法の修得の研修に従事した。この事業は2008年度岡山県企画振興部の「国際貢献ローカル・トゥ・ローカル
技術移転事業」(NGOプロポーザル枠)の支援をうけたものであり、岡山県海外技術研修員に選ばれたものである。
この間岡山で研修を行った招聘者は岡山県およびロータリークラブ等の主催する多くの地域交流事業に参加した。
(5)ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
前年度に引き続き、肝炎クリニック(エイ・エイ・ルイン医師)との連携でB型・C型
慢性肝炎に対する瀉血療法、C型肝炎ウィルス保因者に対するフェカリンの効果(ニチニチ製薬との共同事業)
を支援しており、小出理事の尽力により超音波診断機器を寄贈した。懸案の子宮ガン検診センターは本法人
研修医であった、ム・ム・シュエ医師を責任者としてヤンゴンに、ヌ・ワ・ミン医師、タ・テ・サン医師を中心に
ピミナにオープンした。これらのセンターには検診の為の、薬品、器具などの支援を行っている。
西山理事から申し出のあった僻地医療クリニック(Akane Rural Health Center、Khalaukchike、
カラウクチケ地区あかねクリニック、サイクロンにより消滅したクリニックの再建)は建築を開始し、雨季までには
完成の予定である。既に稼動中の下野クリニックには、ナース住居の建築が進行中。また、サイクロン義捐金で
建築を開始したチダ・ミャイン僻地クリニック(Thida Myaing Health Clinic)はほぼ完成間近との連絡を受けている。
本年9月には引渡式等の記念式典を予定している。
今期の特筆すべき医療実践支援事業としては、平成20年5月2日から3日にかけてミャンマーの
エラワディ河口を襲い、13万人以上の死者をもたらしたサイクロン被害についての支援を行った。これについては、
ミンガラバー12号に小出副理事長より詳細な報告がなされている。
(6)ホームページ等による組織活動の公表
ホームページの更新を西山理事が担当して行っており、ミンガラバーについても
すべて閲覧できるようになっている。また、マスコミ等による報道についても、ホームページで
閲覧できる。
[2]その他の事業
実施しなかった。
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第2号議案 |
平成20年度決算報告 |
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1.収入の部
前期繰越 2,820,000円
会費・入会金収入 1,414,000円
寄付金収入 497,000円
雑収入 156,000円
収入合計 4,887,000円
2.支出の部
事業費 2,246,000円
管理費 623,000円
支出合計 2,870,000円
<当期繰越額> 2,017,000円
1,000円未満は切り捨てて記載しています。
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第3号議案 |
平成21年度事業計画(案) |
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<1>事業実施の方針
昨年に引き続き、ミャンマーにおける医療人の育成を支援する事業を実施することを基本とし、
本年度は、民間の援助団体との共同事業として共同研究者を日本に招聘する。また、岡山県企画振興部の
「国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業」(NGOプロポーザル枠)の支援をうけて、人材育成を推進する。
これまでの「C型肝炎対策」「子宮ガン検診」「診療所建設への貢献」に加えて、
ロータリークラブとの連携による事業推進なども積極的に行う。ミャンマーのデルタ地帯を中心に飲料水の
ヒ素汚染がみられ、ミャンマー保健省よりヒ素汚染の解毒についての問い合わせがあったことにより、このような
事例の調査を行う。
<2>事業計画
[1]特定非営利活動に係る事業
(1)ミャンマーの医療人と医療協力者の研修・研究・学会出席等での来日を促進する事業
・医療人育成支援セミナー (未定)
・医療人の往復旅費の支給 (09年11月)
(2)医療に関与する国内協力機関、国内協力大学等において来日ミャンマー医療人の研修・研究支援を行う事業
・短期研修生の研修・研究・生活支援 (09年7月)
・長期研修生の研修・研究・生活支援 (未定)
(3)大学間協定に基づく医療人及び医療協力者の研修・研究交流を促進する授業
・研修・研究・生活支援 (09年7月〜12月 1名)
(4)政府機関、民間の援助団体、個人とも協力し人材交流・研究交流を図る事業
・日本代表の派遣 (現在交渉中)
(5)ミャンマーにおける医療実践を支援する事業
・寄贈医療品のミャンマーへの配送 (交渉中)
(6)ホームページ等による組織活動の公表
・ホームページ及び会報等による広報活動 (通年)
[2]その他の事業
本年度は行わない。 |
第4号議案 |
平成21年度収支予算(案) |
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1.収入の部
前期繰越 2,017,000円
会費・入会金収入 3,200,000円
寄付金収入 480,000円
収入合計 5,697,000円
2.支出の部
事業費 2,650,000円
管理費 700,000円
予備費 500,000円
支出合計 3,850,000円
<当期繰越額> 1,847,000円
1,000円未満は切り捨てて記載しています。
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第16回 NPO理事懇談会
《日時》 |
平成21年 3月18日(水曜日)、午後6時30分より |
《場所》 |
NPO寮 岡山市駅前町茜ビル |
《出席者》 |
岡田、小出、真治、武田、西山 |
《内容》 |
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1. |
会員状況:
入会者380人 退会者 9名、会費長期滞納者 68名 |
2. |
会計報告:
現在残高 225万円 |
3. |
活動報告: |
・ |
1月、2月のミャンマー訪問について(小出、岡田):
1月の訪問については小出理事、2月の訪問については岡田理事長が報告を「ミンガラバー」に掲載予定。 |
・ |
サンサン、ネイリンの研修終了について:
両研修生は3月最終週に研修を終え28日に帰国。
両名に研修修了証書を交付 |
・ |
寄付の報告:
ストリートチャイルド支援チャリティ実行委員会より5万円の寄付
岡山西ロータリークラブのチャリティより69,032円の寄付 |
・ |
本年度事業計画:
JICAの草の根技術協力事業(草の根協力支援型)への参加を検討中。
細菌学の研修依頼について5月よりの研修を依頼されており研修先は細菌学教室(小熊教授)の予定 |
・ |
岡山県発国際貢献事業応募:
現在、ミャンマーに問い合わせているが間に合えば応募する。 |
・ |
HLAタイピング研修について:
HLAタイピングは現在の趨勢としてDNAによる自動化が進んでおり、研修先を見つけることが困難であるが、引き続き確保を試みる。
認定NPOについては研究中。 |
・ |
ミャンマー飲料水のヒ素汚染について:
ミャンマーのデルタ地帯を中心に飲料水のヒ素汚染がみられ、ミャンマー保健省よりヒ素汚染の解毒についての問い合わせがあり。 |
4. |
監査役交代について:
監査役の森 昭胤先生より辞任の申し出があり後任を武田理事に依頼。新事業年度より交代の予定。 |
5. |
サンサン、ネイリンの送別会を理事会の後、開催した。 |
第14回NPO理事懇談会
《日時》 |
平成20年12月10日(水曜日)、午後6時30分より |
《場所》 |
岡山大学医学部
臨床検査医学(小出教授)のカンファレンスルーム |
《議題》 |
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1. |
会員状況報告(佐藤事務局長) |
2. |
会計報告(佐藤事務局長) |
3. |
ミンガラバー報告(西山理事) |
4. |
ホームページ(西山理事) |
5. |
パイン・ソウ一行の来日、および帰国報告(岡田理事長) |
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11月17日に来日。東京、三重、岡山、長崎の各地を訪問。サイクロン支援に対する感謝、
大学間協定の成果、これからの共同研究の打合せ、NPO会員との交流などの事業を終える。
27日シンガポール航空で日本を出発。28日に無事ヤンゴンへ帰国。
マスコミ報道は、新聞では、11月20日中日新聞、11月21日朝日新聞(三重版)、毎日新聞(岡山版)、
山陽新聞に掲載、テレビでは、11月20日RSKイブニングニュース、11月26日RSKイブニングニュース(約4分間)で放送される。
一行との打合せ事項は、現在事務手続きの進んでいる2名の研修生受け入れについて、サンドイッチシステムによる受入れ要望、
HLAタイピング研修生受入要望、放射線医師の受入要望。1月のResearch Congressについて、RHC(あかねクリニック)、sub-RHC、下野クリニック ナース住居の建築手続きの
進捗状況について |
6. |
研修生(ス・レ・ティ)の活動報告(岡田理事長) |
7. |
新研修生の受入(岡田理事長) |
|
San San Htwe、Nay Linの2名、1月15日より10週間。 |
7. |
DMR-LMのResearch Congressについて(小出理事) |
8. |
RHC、sub-RHC、下野クリニック ナース住居の
建築手続きの進捗状況とこれからの計画について(岡田理事長) |
9. |
超音波診断機器の発送について(小出理事) |
10. |
2月のミャンマー訪問計画について(岡田理事長) |
11. |
今後の研修生受入計画について(岡田理事長) |
12. |
その他 |
平成19年度定期総会議事録
《日時》 |
平成20年7月2日(水曜日)、午後6時30分より |
《場所》 |
岡山大学医学部管理棟5階
生体情報医学カンファレンス室 |
《審議事項》 |
第1号議案 平成19年度事業報告
第2号議案 平成19年度決算報告
第3号議案 平成20年度事業計画(案)
第4号議案 平成20年度収支予算(案) |
審議経過の概要と議決の結果 |
第1号議案 |
平成19年度事業報告 |
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1.特定非営利活動に係る事業については、5名の医師が招聘され研修を行った。
Dr.Naw Thelsy、Dr.Hnin Pan Nyuntの2名は平成19年10月1日より12月8日の間、
岡山大学病院放射線医学講座においてCTおよびMRIに関する研修。
Dr.Win Pa Pa Naingは平成20年1月12日より3月22日の間、長崎大学大学院医学部血液内科において
白血病に関する研修。
Dr.Mu Mu Shweは平成20年2月2日より4月11日まで、岡山大学大学院医学部アンチエイジング
食品科学講座において、子宮頸部癌由来のパピローマウィルスの遺伝子検索に関する研修。
Dr.Thae Htet Sanは岡山大学病院、倉敷芸術科学大学、岡山共立病院において細胞診に関する研修を
それぞれ行った。
この間岡山で研修を行った招聘者は岡山県及びロータリークラブ等の主催する多くの交流事業に参加した。
また、共同研究者であるDr.Myo Khiのソウルで開催されたアジアパシフィック肝臓病研究集会での
ミャンマーにおける共同研究であるAOBの疫学研究の発表を支援した。
2.ミャンマーにおける医療実践を支援する事業として、平成20年3月8日に「Hlaing Tharyar 下野クリニック」の
贈呈式を行った。今後、この下野クリニックは本NPOの事業基地として意義あるものと考える。
3.その他の事業としては、平成20年5月2日から3日にかけてミャンマーのエラワディ河口を襲い、
10万人以上の死者をもたらしたサイクロン被害についての支援を行い、現時点で約340万円の義捐金が集まっている。
これを源に医療支援を行うことが報告され、承認をうける。 |
第2号議案 |
平成19年度決算報告 |
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事務局長が急病で現在入院中である。その為、完全な決済はできないが、4月15日現在の貯金残高は
2,788,688円である。その間の金銭出納帳を閲覧する。総会までに監査を受け、理事には回覧をする。 |
第3号議案 |
平成20年度事業計画(案) |
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事業実施の方針として、ミャンマーにおける医療人の育成を支援する事業を引き続き実施することを基本とし、
本年度は、パイン・ソウ保健省副大臣を長崎大学と共催で招待することも計画に入れる。岡山県企画振興部の
「国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業」(NGOプロポーザル枠)の支援をうけて、人材育成を推進する。
また、ミャンマーにおける医療実践を支援するために日本代表を派遣して、その具体的方策について
ミャンマー当局者と協議を進める。
その他の事業については、本年度も実施しないことが提案され、承認された。 |
第4号議案 |
平成20年度収支予算(案) |
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事務局長との打ち合わせが終わっていないので、概算として、収入の部では、会費・入会金収入として
3,200,000円、寄付金収入として800,000円。前期繰越額2,800,000円とあわせて収入合計6,800,000円。
支出の部では、事業費5,000,000円、管理費300,000円、予備費500,000円。合わせて支出合計5,800,000円で
当期繰越額1,000,612円が提案され、承認された。内訳の詳細は後日閲覧する。 |
第9回NPO理事懇談会議事録
《日時》 |
平成19年12月2日(日曜日)、午後6時30分より |
《場所》 |
NPO法人日本・ミャンマー医療人育成支援協会事務室
岡山市駅前町2−4−23 茜ビル2階 |
《出席者》 |
岡田、小出、坂本、真治、西崎、西山各理事
オブザーバとして、放射線科金澤右教授、清 哲朗助教、赤木、原野、ノウ・テルシおよびニン・パン・ニュン研修生、萩谷夫妻、シュエ・シュエ・タン、他 |
《議題》 |
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○報告事項 |
1. |
研修生 |
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Naw Thelsy(ノウ・テルシ) 50歳 放射線医師
Hnin Pan Nyunt(ニン・パン・ニュン) 40歳 放射線医師
の研修終了および金澤教授より修了証書の授与が行われた。 |
2. |
会員報告 |
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前回以降の新入会員
木村 |
キムラ |
文昭 |
フミアキ |
R420 |
河原 |
カワハラ |
聖子 |
セイコ |
R421 |
小山 |
コヤマ |
健 |
ケン |
R422 |
萩谷 |
ハギヤ |
英大 |
エイダイ |
R423 |
高橋製麺 |
タカハシセイメン |
R424 |
奥山 |
オクヤマ |
整 |
タダシ |
R425 |
谷本 |
タニモト |
憲荘 |
ノリマサ |
R426 |
三木 |
ミキ |
亮治 |
リョウジ |
R427 |
駒井 |
コマイ |
絹枝 |
キヌエ |
R428 |
中本 |
ナカモト |
宗悳 |
ムネトク |
R429 |
林 |
ハヤシ |
健次 |
ケンジ |
R430 |
岡見 |
オカミ |
紫 |
ユカリ |
R431 |
野村 |
ノムラ |
徹夫 |
テツオ |
R432 |
福田 |
フクダ |
サカエ |
サカエ |
R433 |
継続会員に関しては、1年を経過した会員に「会員継続のお願い」を発送している。継続会員も順調に進んでいる。 |
3. |
ヤンゴン下野クリニックについて
現地のミョー・キン医師より、約90%の進捗状況であり、順調に進んでいるとの連絡があった。しかし、1月の渡航期間中に引渡式を行うには少し無理かも知れないとの連絡に対して、2月或いは3月のよい日を選んで引渡式を行う旨の了解を下野理事より頂いた。
また、下野理事より、医療器具、薬品の寄付を行いたいとの申し出があり、現在ミャンマーに照会中である。 |
4. |
岡山県健康作り財団検診部から追加の検診用器具の寄贈を受けました。
ミャンマーにおける子宮癌の検診に使用予定です。これらの器具はミャンマーに向けて発送済みです。 |
5. |
ミンガラバー9号の発行について
西山広報理事よりミンガラバー9号は、既に全会員に発送済みであることの補足説明があった。 |
6. |
ホームページの運用について
ホームページは常に更新を行っている。掲載を希望する記事は西山理事宛にメールで送って頂きたい。 |
7. |
日本語教室について
ミャンマー研修生を対象とした日本語教室を行った旨の報告があった。 |
○協議内容 |
1. |
ミャンマー研修生の募集について
既に決まっている長崎大学に派遣する研究生に引き続く、本年度後半の研修生の募集を行うことについて諮った。現在、腎臓病理の研修、婦人科病理の研修が可能であるので、その方面について呼びかけをする事にした。 |
2. |
来年1月以降のミャンマー訪問について
1月は6日に、岡田、小路理事のグループがミャンマーを訪問する。今回は、一般の募集は行わないことになった。 |
3. |
ミャンマーにおける子宮癌の検診開始について
保健省より、子宮癌検診センター開設(ヤンゴン、ネイ・ピー・ドーの2カ所)の許可が出たことをうけて、本NPOは全面的に支援することとなった。 |
4. |
ミンガラバーの運営について
これまで、ミンガラバーは本NPOとは別会計で運営されていたが、会計はNPOに統合する方向で議論があった。理事長、事務局長、広報理事の間で詳細を詰める。 |
5. |
ミンガラバー10号について
来春早々に発行する予定。 |
6. |
認定NPOの申請について
事務局長不在のため、特に議論は出来ていない。 |
第8回理事懇談会議事録
《日時》 |
平成19年10月10日(水) 18時30分より |
《場所》 |
岡山大学鹿田キャンパス事務棟5階
臨床検査学講座集会室 |
《出席者》 |
岡田、小出、岡本、坂本(赤木代理出席)、眞治、西山各理事
ノウ・テルシおよびニン・パン・ニュン研修生
オブザーバー 3名 |
《議題》 |
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○報告事項 |
1. |
研修生 |
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Naw Thelsy(ノウ・テルシ)50歳 放射線医師、
Hnin Pan Nyunt(ニン・パン・ニュン)40歳 放射線医師を紹介。
9月29日来日、および10月1日よりの研修を開始しております。
この日、この2名の研修生の研修状況についてOHKより取材有り、翌11日のニュース番組で放映された。 |
2. |
会員報告
正会員300名、賛助会員9名、理事19名、監事1名(10月10日現在) |
3. |
ヤンゴン下野クリニックについて
8月のミャンマー訪問時に総ての手続き、支払いを済ませ、12月には建物の完成、来年1月に引き渡しの予定になっている。今回のミャンマー情勢がどのように影響するか心配ではある。 |
4. |
その他
「地球市民フェスタ inおかやま2007」出展について
9月〜10月にかけての、岡山市役所市民広場を始め、県内の広報場所において広報依頼があり、本NPO広報を行いました。
岡山会場では、ブースを1つを使ってのパンフレット配布です。岡田理事長、佐藤事務局長、西山広報理事が交代でブースに立ちました。 |
○協議内容 |
1. |
特定非営利活動法人岡山県国際団体協議会(COINN)への参加について(資料回覧)
これは事後承諾になってしまいますが、岡山県発の岡山県国際団体協議会(COINN)への参加について打診があり、事項の活動なども差し迫っておりましたので、理事長判断で参加させていただきました。
NPOに対する補助金、会合、広報情報など多くの情報が得られると判断しました。初年度は入会金・年会費併せて10,000円です。この件は、懇談会承認とした。 |
2. |
Kominkan サミット inおかやま −地域づくりとESD推進−
国際会議海外招聘者募集の案内について(書類添付)
これは、岡山県国際団体協議会(COINN)と岡山大学共催で10月26日から11月3日まで、国際理解を深める為の催しです。私たちの会としては、県知事、岡山市長、倉敷市長訪問の行事に参加することにした。 |
3. |
ミャンマーにおける子宮癌の検診開始について
岡山発の国際貢献応募事業です。岡山県健康作り財団検診部などから中古検診用器具の寄贈を受けました。ミャンマーに送りたいと思います。送料などの負担は岡山県からの委託費で行うことの承認をした。 |
4. |
ミャンマー研修生の募集について
現在の2名の研修生、前回承認を得た長崎大学での研修生に続き、本年度の研修生を募集をすることの承認をした。 |
下記の予定で日本・ミャンマー医療人育成支援協会の総会が開催されます。
《日時》 |
平成18年6月12日(月) 15時30分より |
《場所》 |
岡山大学付属病院南病棟11階カンファレンス室 |
《日程》 |
15:00 理事会 |
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15:30 総会 |
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16:00 講演会とシンポジウム |
※尚 理事の皆様には15時より同会場にて理事会を開催いたしますので、 よろしくお願い致します。
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